しらこにっき

独身アラサー女、ドラマから人生を学ぶ。

映画「キングダム2」ネタバレ感想。とにかく戦いまくりの大満足アクション。

遅ればせながら、映画「キングダム2 遥かなる大地へ」を観てきました。

前作で山の王・楊端和を演じ、私を興奮の渦に巻き込んでくれた長澤まさみ様が今作には出ないということで、観るかどうかちょっと迷ってたんですよね。

しかも、キングダム2の上映時間は134分。

映画って、130分を超えてると異様に長く感じるのは私だけ?

う~ん……と思い評判を調べてみたところ、映画.comでは4.0(2022/8/6時点)と高めじゃないか。

チャンバラ愛好家の私、よっしゃ観ておくか~という感じで映画館へGO。

結果、最高すぎて泣いちゃった。

全米が泣いたレベルのやっすいコメントで申し訳ない。

長澤まさみ様が出ない134分間、私にとって価値はあるんだろうか……と少し不安に思っていたあの頃の私をぶんなぐりたいね。

大満足です。本当に観てよかった!!!

とにかく戦いまくってる映画

何が最高だったかっていうと、

  • 134分のうち8割以上は戦のシーンなんじゃ?というくらい戦いまくってる。
  • エキストラ何人用意した?ってくらい星の数ほどの人たち(&馬)が攻め込みまくる。
  • 俳優陣がそれぞれ好演していてキャラ立ちまくり。

だから、私みたいにチャンバラアクション映画を愛する人にはぜひ見てほしい!

逆に、アクションにあまり興味がない人は退屈になってしまうかもしれません。

まじでずっと戦ってるから。戦いが終わったと思ったら別の戦いが始まるから。

あと長澤まさみどころか、メインキャストと思っていた吉沢亮(エイ政)もほとんど出てきません。橋本環奈(河了貂)も。

山崎賢人演じる信、新キャストとなる羌瘣(清野菜名)をメインに、大沢たかおや豊川悦司などのベテラン陣の殺陣とお芝居を堪能する作品となっています。

前作と今作の違い

好みは分かれると思いますが、個人的には前作を大きく超える満足度。

前作は、信の生い立ち・ヒョウとの関係性・エイ政との出会いを描き、「天下の大将軍」を目指して戦に出ることを決意するまでの物語。

シリーズ第一作目ということで、信やエイ政のルーツやアイデンティティーを中心に描かれていたので、戦以外のストーリー展開も多くありました。

今作「キングダム2 遥かなる大地へ」は、信の初陣・蛇甘平原の戦いを描き、信が実際の戦や将軍の戦い様を目の当たりにして戦を学んでいく姿が物語の柱になっています。

サブストーリーとして、戦で同じチームとなった羌瘣の、姉と慕う大切な人を失った過去や、仲間を守り守られることを通して変わっていく姿が描かれています。

前作とは異なり、戦以外のシーンは羌瘣の回想場面くらいしかありません。

戦のシーンに関しては、前作は物語上すべて城の中で行われていたのが、今作は平原が舞台になっています。

広い平原に人も馬もたくさんいて、スケールがかなり大きくなっています。

物語重視の人は前作、アクション重視の人は今作のほうがハマるかもしれません。

ネタバレあり感想・学び

・自分を奮い立たせて戦いに挑んでいく姿、シンプルにアツい。

・縛虎申、おまえいいキャラだな。人の上に立つとはそういうことか。

・いろいろ弱気な時に観たんで、「お前はまだ生きてるじゃないか!」のセリフでストレートに泣いた。そうだ、私はまだ生きている。

・あきらめたり弱気になることばかりのわが人生、戦うことを忘れていたなと。

・「戦う」ってのはゆずれない信念を持つことなんですよね。信の言う「夢」。

・待つ。ねばる。勝機を見出して挑む。戦い方はいろいろある。

・私も日々もうちょっと戦ってみたら、人生もう少し面白くなるかもな。

・前作の楊端和もだけど、強い女はかっこいいし、かっこいい女は美しい。

・私も強くてかっこいい女になるぞ!!!!!

おわりに

最後の最後に佐藤浩市と玉木宏出てきたけど?もう映画終わるよ?って思ったら、しっかり「キングダム3」の公開が決定しているとのこと!

映画で次回作の引きがあるってめずらしい~!

しかも来年2023年公開。スパンがめちゃくちゃ早い。

エンドロール後に特報ありだったんだけど、長澤まさみいたよね?あれ?

楊端和カムバックしたら、キングダムおまえ、最強映画になってしまうぞ……。

最高な気分で終わりを迎えたので、次回作の特報もあるなんてひゃっほ~い!て感じでした。

次作はオールスターって感じになるのかな? 楽しみ~!